春季九州高校野球25日に準決勝

西日本スポーツ

5回一塁踏まずアウト 江藤“空過”帳消しV打 東筑

 東筑の2年生4番江藤がミスを帳消しにした。5回に右中間を破りながら一塁ベースを踏まずに“空過”してアウトになるチョンボ。「必死だった」という7回に左前勝ち越し打を放ち、安堵(あんど)の笑みを浮かべた。170センチ、86キロのどっしりとした体格。パワフルなだけでなく確実性も併せ持つ。「打撃はかなりいい」と青野監督の期待も高く、上級生たちの刺激にもなっている。6回には3年生の野口が高校通算16本目となる本塁打。「公式戦では初。やっと出た」と試合後は江藤と喜びを分かち合った。

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終盤ミス取り返した 野辺がサヨナラ打 明豊

 明豊が2年生の2番野辺の「おわび」打で16季ぶりの4強進出を果たした。8回に守りのミスで同点とされると、9回には1死二塁から遊撃の野辺がゴロをトンネル。一、三塁となってスクイズで勝ち越された。それでも明豊はその裏に追い付くと、なお2死二塁で野辺が右翼線へサヨナラ打。「守備は苦手なので緊張してしまった。打ってミスを取り返せてホッとした」。2失策がともに失点に絡んだだけに、野辺は安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

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春の大阪桐蔭戦を糧にエース山口修成長実感 伊万里

 伊万里が昨夏甲子園8強の明豊を苦しめた。最大3点差を8回に追い付き、9回1死一、三塁で9番のエース山口修が、外された球に飛びついてスクイズを決めて勝ち越した。だが、その裏2死二塁から連打を浴びて勝利を逃した。「9回にもう1点入れておけば。九州大会4強で夏につなげたかった」と吉原監督は悔やむ。21世紀枠で出場した選抜大会で大阪桐蔭と対戦した山口修は「一番強いチームと対戦したので、どんな相手にも動じなくなった」と精神的にも成長。大健闘をばねに、春夏連続の甲子園を目指す。

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初出場で快進撃 石原公式戦初弾 未来沖縄

 未来沖縄が7回コールド勝ちし、初出場で4強入りした。初回に5番石原の右翼ポール直撃2ランなどで3点を先制。石原は「打った感触がなかったほどだった」と会心の公式戦初本塁打を振り返った。3回無死一塁での2打席目は一転、三塁方向へ犠打を決めて追加点につなげた。「打ちたい気持ちはあったけど、サインだったのできっちり決めた」とチームプレーに徹して勝利に貢献した。

=2018/04/24付 西日本スポーツ=

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