J1鳥栖5連敗 クラブワースト 開幕10戦連続失点

西日本スポーツ

厳しい表情でサポーターへのあいさつに回る鳥栖・吉田(23)と原川(4)(撮影・菊地俊哉) 拡大

厳しい表情でサポーターへのあいさつに回る鳥栖・吉田(23)と原川(4)(撮影・菊地俊哉)

 J1では初の屈辱をサポーターはこらえた。試合後、ゴール裏にあいさつした選手に降り注いだのは心強い「サガン鳥栖」コール。「サポーターにこれ以上悲しい思いをさせたくない」。鳥栖通算13年目の高橋義は短い言葉に決意を込めた。

 J1ではクラブワーストとなる5連敗。鳥栖が伝統とする「堅守」の崩壊が大きな要因だ。後半11分、昨季J1王者のパスワークに崩され、最後は阿部に決められた。リーグ戦は開幕から10試合連続で失点。7試合連続で先制点を献上した。

 「クオリティーの高い選手が多い川崎に体の寄せが甘かったら、ああいう失点になる」。主将の吉田は体を張った守備ができていない現状を嘆いた。後半22分にはサイドを崩され、小林に痛い追加点を許した。

 3バックからリーグ戦では3試合ぶりの4バックに変更。「中盤の枚数を厚くして2列目からの飛び出しを狙った」というフィッカデンティ監督の指示通りに、前半は田川や高橋義の飛び出しで好機はつくったが、相手のゴールネットは最後まで揺らせなかった。

 「手応えはあったが、結果として2失点している。手応えが結果に結びつかない…」。高橋義は悔しさを押し殺した。16位は変わらず、中3日で自動降格圏17位のG大阪と対戦。内容より結果が求められる厳しい一戦になる。 (向吉三郎)

=2018/04/26付 西日本スポーツ=

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