ソフトB内川2戦連発!M4弾 大谷ばり!?“無視”祝福…きょうにも2000安打

西日本スポーツ

 ◆ロッテ1-3ソフトバンク(1日・ZOZOマリンスタジアム)

 苦しんだ4月とはおさらばだ。月が替わり、日付が背番号と同じ「1」になると、内川が通算2000安打へ急加速した。1点リードの4回無死。1ストライクから、石川の高め直球を迷わず振り抜き左翼席へ突き刺した。2回の中前打に続く2号ソロ。ともに貴重な得点につなげた7戦ぶりのマルチ安打で、偉業へあと「4」とした。

 「切り替えなきゃいけないと思っていたし、分かりやすく月が替わった。1打席目にいいヒットが出た」

 取り戻した本来の輝きが、今後の大暴れを予感させる。「自分では意識していないつもりだったけど、周囲の反応や取材の多さ……。2000安打ってすごいことなんだと。過剰に意識していたと思う」。偉業への重圧で開幕から苦しみ、4月中旬までは打率1割台と低迷した。30日のオリックス戦で今季1号。プレッシャーを感じていた自らを冷静に見る目が、2戦連発を生んだ。

 今季97打席目で放ったオリックス戦での1号アーチを伝えるスポーツ紙のスイング写真を目にし、自身が思っているより上体が反っていたことに気づいた。理想は、スイング時の軸が背中寄りではなく体の前面にあること。「いいスイングができた」。イメージを体現できる能力の高さこそ、内川の持つ本来の武器だ。

 偉業への重圧を解こうとする仲間のサポートも受けた。一発を放ちベンチへ戻ると、ナインは一様に“無視”。自分からハイタッチを求めるわけにもいかず、所在なさそうにベンチの定位置に座ると一呼吸置いて、チームメートが殺到した。エンゼルスの大谷が大リーグ1号を放った際に話題となった「サイレントトリートメント」で、激しくハイタッチを繰り広げた。

 母和美さんの誕生日に刻んだ二つの快音で、いよいよその時が近づいた。「開幕してからチームメートに謝ってばかりだった。早く2000安打を達成して、日本一を目指すことだけに集中したい」。節目の一打は、すぐそこだ。 (倉成孝史)

=2018/05/02付 西日本スポーツ=

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