ソフトB柳田、自己新22戦連続安打 5月の1打席目打率.714

西日本スポーツ

 ◆ロッテ3-2ソフトバンク(18日・ZOZOマリンスタジアム)

 また連敗…頼りになるのはやっぱりこの男だ。柳田悠岐外野手(29)が自己新の22試合連続安打をマークし、2日連続で打率を一時4割に乗せた。5月は打率7割超を誇る第1打席で鮮やかな内角打ち。先制点を呼ぶ快音も実らず、チームは今季ロッテ戦で初黒星を喫した。首位西武とは再び3・5ゲーム差。つかめそうでつかめない獅子のしっぽをつかむためにも、柳田は止まらず打ちまくる。

 「自分」を超えた。初回2死、涌井の2球目だ。内角147キロをいとも簡単に引っ張った柳田の打球は一、二塁間を抜け「H」ランプがともった。4月21日の日本ハム戦からの連続試合安打を22に伸ばし、試合開始早々、昨季マークした自己最長記録を更新した。

 「気にしていないです」

 これまで通りに淡々と結果を振り返ったが、またも1打席目の快音だった。5月の1打席目は15試合で打率7割1分4厘(14打数10安打)、3本塁打と手がつけられない状態。「しっかり準備して入れているのかな」と自ら分析する絶好調男は、塁に出れば好機も広げる。続くデスパイネへの初球ですかさず二塁を陥れた。今季9個目の盗塁で先制点を呼び込んだ。

■先制呼んだ9盗塁目

 2-2で迎えた3回、柳田の2打席目。球場のビジョンには「・401」と夢を膨らませる数字がまたしても表示された。敵地の楽天戦で「・400」が表示された前日に続き、シーズン打率としては日本球界で前人未到の数字だ。この日は「涌井さんのコントロールがよかった」と2打席目以降は快音が消え、打率は3割9分3厘となった。

 シーズン序盤ながら、5月の安打量産ぶりは「レジェンド級」の驚異的なハイペースだ。ここまで15試合で打率4割4分6厘(65打数29安打)。まだ11試合を残すとはいえ月間50安打ペースで、1996年8月にオリックス時代のイチローがマークしたパ・リーグ記録の48安打を塗り替える勢いで打ちまくっている。

 今は打席に立つごとに期待を一身に背負う。1点を追う9回2死一、二塁の場面はネクストバッターズサークルから見ていた。「最後は集中していた」。打席が回ることを信じて準備していたが、目の前で今宮が右飛に倒れた。この日の4打席は、いずれも走者がいる状況で回ってくることはなかった。

 チームは1点を追う8回に2番手の大谷から2死二塁の好機を築くも、福田の右前打で二塁からホームを目指した代走城所が好返球に阻まれ憤死。最下位楽天にサヨナラ負けした前日に続き、下位相手に2試合連続で逆転で敗れた。今季全勝だったロッテ戦は5試合目で初黒星。試合のなかった首位西武とのゲーム差は再び3・5となった。「また、明日頑張ります」。チームの屋台骨を背負う柳田に、立ち止まっている時間はない。 (鎌田真一郎)

◆月間打率4月.354→5月.446

 柳田が昨年マークした自己最長記録を更新する22試合連続安打。球団4人目、13年の松田に並ぶ3位タイに浮上した。柳田は第1打席の打率が4月=1割1分1厘(18打数2安打)→5月=7割1分4厘(14打数10安打)と大きくアップ。月間打率も4月が3割5分4厘→5月は4割4分6厘へとはね上がっている。17、18日は試合途中ながら今季通算打率が2日連続で4割超。19日の試合で4打席立った場合、4打数なら3安打以上、3打数なら3安打で試合終了時の打率が4割を超える。

=2018/05/19付 西日本スポーツ=

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