九産大春5連覇 5年連続全日本へ 福岡六大学野球

西日本スポーツ

 春5連覇を達成! 福岡六大学野球の春季リーグ戦(西日本新聞社後援)最終週第2日は20日、福岡市の福工大野球場で3試合を行い、九産大が福教大に8-1で逆転勝ちし、2季ぶり39度目の優勝と5年連続19度目の全日本大学選手権(6月11日から、神宮、東京ドーム)出場を決めた。4回に3番岩城駿也(4年・東海大五)が3試合連発となる今季7号の左越え2ランを放ってリードを広げ、浦本千広(3年・必由館)が完投で3勝目を挙げた。九共大は1回戦で引き分けた日経大を2-1で破って先勝。福工大は九工大に29-0で大勝した。21日は同球場で九共大-日経大の3回戦が行われる。

 九産大の春の5連覇を決定づける打球が力強く左翼フェンスを越えた。2点リードの4回1死一塁。岩城は甘く入ったスライダーをたたき「3回に逆転して、ここで1点取ってやろうと思った。打った瞬間入ったと思った」。リーグ3位の3戦連発。リーグ通算17本、シーズン7本目だ。

 絶好調の主砲は、投手力で守り勝つ九産大のカラーを一変。今季はチーム全体が強打にイメチェンした。12試合計124得点で、1試合平均10・3得点。この日も5回までに6安打に11四死球を絡めて7点を挙げた。「1、2番の出塁率は5割以上。それを岩城がかえして早い回に点が取れ、投手も楽に投げられた。岩城の活躍が大きかった」と大久保哲也監督は目を細める。

 今季の岩城はリーグ通算100安打を突破。リーグ記録のシーズン9本塁打には及ばなかったが自身最多の7アーチに「正直、自分でも驚いています」と話す。甘い変化球を逃さないように、今春に向けて1キロのバットで体の近くにポイントを置くティー打撃を行ってきた。「スイングが速くなって、球を呼び込んで押し込めるようになった。甘い球を本塁打にできて自信になった」。選球眼も良くなり、今季の三振はわずか4個だった。

 岩城が全日本大学選手権の舞台に立つのは2年春から3度目となる。昨年は初戦の日本文理大戦で本塁打を放った。今年は初戦で東海大、2戦目は東都リーグ代表と対戦する。「関東のすごい投手と対戦してどれだけやれるか楽しみ」。プロ志望の岩城にとっては、またとないアピールのチャンス。ガンガン打ちまくって、その名を全国区に押し上げる。 (前田泰子)

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浦本1失点完投3勝

 九産大の浦本が完投で今季3勝目を挙げ、胴上げ投手となった。2回に先制ソロを許したが、その後は立ち直り、計9三振を奪って勢いに乗った。「最初は思ったように投げられなかったけど、途中からスライダーが決まるようになって変化球中心に切り替えた」。1学年下の左腕岩田がエース級の働きで7勝。「悔しくてモヤモヤしていた」と複雑な心境を明かした。優勝を決める一戦で好投し「全国大会につながる投球ができた」と後輩に負けない投球を誓った。

=2018/05/21付 西日本スポーツ=

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