ソフトB松田、体の切れ取り戻せ ミニキャンプでリセットも/柴原洋氏の目

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク6-2DeNA(1日・ヤフオクドーム)

 上林の一発はいい振り抜きだった。右肩の開きを我慢してバットを走らせた。悪い状態なら、体がめくれて二ゴロになっていたと思う。左投手から打ったというのも大きい。次の打席のセーフティーバントは気持ちの余裕の表れ。打撃練習でも状態は悪くなかった。この一発が不振脱出のきっかけになるのではないか。

 不振と言えば、松田がスタメンを外れた。今季の彼を見ていると、遅かれ早かれ、こういうこともあるだろうと感じていた。プロは結果の世界。結果を出し続けることが試合に出続ける唯一の方法だ。分かっていたとは思うが、心のどこかで「レギュラーは出続ける」という慢心があったのではないか。

 一からやり直す-。そんな気持ちで自分と向き合うべきだ。まずは体の切れを取り戻すこと。それには走り込みと細かい動きの反復だ。そこは守りにもつながっていく。集中してトレーニングするためにも、期間を決めたミニキャンプで心も体もリセットした方がいい。どんな選手でも終わりは来る。徐々に出場機会が減るのは、誰もが通る道だ。ただ、松田はまだ十分やれる。スタンドを盛り上げる「熱男」のプレーを期待したい。 (西日本スポーツ評論家)

=2018/06/02付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ