ソフトB、絆の救援陣6人で0封 岡本→モイネロ→二保→嘉弥真→加治屋→森

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク7-5DeNA(3日・ヤフオクドーム)

 サファテ、岩崎という2本の柱を欠く中、救援陣が底力を見せた。3被弾の武田が4イニングで降板。わずか1点リードの5回からベンチは必死の継投策に出た。5回は岡本が筒香から始まる打線を相手に無失点。6回にはここ数試合精彩を欠いたモイネロが2三振を奪って3人で片付けた。

 ハイライトは7回だ。DeNAの打順は2番からで初回に先制2ランを放った筒香に回る状況。マウンドを託されたのは二保だった。2016年4月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術を受け、今年4月、3シーズンぶりに出場選手登録された。工藤監督1年目の15年に、マウンド度胸を買われて44試合に登板した右腕が、相変わらずの強心臓ぶりを発揮した。

 1死から宮崎に二塁打を浴びて筒香を迎えても動じない。「嫌だとか怖さはなかった。初戦でも抑えていた(1日に左飛)ので」。初球にフォークを投げ込むと、打球は力ない投ゴロに。二保は飛び出した二走の宮崎をアウトにした。一発逆転の場面で敬遠や左腕への継投などの選択肢も考えられたが、工藤監督は「二保君で抑えられると思いました」と今季17試合目の登板となった右腕への信頼を示した。

 交流戦前には救援失敗で星を落とした試合もあったが、5月29日の阪神戦で本来中継ぎの岡本が先発して計6投手の無失点リレーで1点差勝利をものにした。二保は「(サファテと岩崎が離脱中で)チーム状態は落ちるのかもしれないけど、今いるメンバーが他球団より劣っているとは思わない」と言い切る。二保の後を受け、代打の代打の右打者ソトを抑えた嘉弥真も「みんな力はある」と現在のブルペン陣を誇る。8回は加治屋が三者凡退に切り、最終回は森が締めた。

 ただ交流戦6試合で加治屋と森は5度ずつ登板。二保は「今日も僕らがもっとしっかりしていれば、2人の負担を減らせたかもしれない。みんな助け合いなので」。同29日の試合後には神戸市内の飲食店で「中継ぎ会」を開催し、士気を高めた。昨季より戦力は劣ったとしても、強固な信頼関係で結ばれたタカ救援陣の絆は大きな武器だ。 (倉成孝史)

   ◇    ◇

 森(登板6試合連続で今季12個目となるセーブをマーク)「中継ぎ陣がしっかりとつないでくれている。その波に乗って抑えようという思いで投げた」

=2018/06/04付 西日本スポーツ=

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