ソフトB上林、全て左腕から4戦連発 もうアンビリーバボーじゃない「びっくりしていない」

西日本スポーツ

 ◆ヤクルト12-6ソフトバンク(5日・神宮球場)

 濃すぎる敗色の中で確かな希望を見いだした。8回。上林の鋭い打球が右翼席に飛び込んだ。自己最長を更新する4試合連続の7号3ラン。点差は関係ない。充実した手応えから自然と小さなガッツポーズが出た。しょんぼりしていたタカ党にせめてものプレゼントだった。

 2死一、二塁で左腕村中を迎えた。絶好調男もここまで無安打。「何とかヒットを1本打ちたかった。初球からいこうと思って、真っすぐを狙った」と打席に入った。初球の変化球。狙い球とは違っても体が反応した。「甘いボールだったので。状態はいいですね」と自分でも満足できた。

 3日のDeNA戦での6号2ランは「アンビリーバボー」と表現していた。この日は違う。「今日も狙ったわけではなく、たまたま本塁打になった。おととい(3日)はアンビリーバボーだったけど、今日は普通に打った。びっくりはしていない」と冷静だ。

 これで1日のDeNA戦から4戦連発。月が変わり、取りつかれたようにアーチを続ける。球団の高卒5年目以内の4戦連発は4年目の城島健司(ダイエー、1998年)に次いで、5年目の岡本伊三美(南海、53年)に並ぶスピード達成。ソフトバンクでは李大浩、柳田、デスパイネと名だたるホームラン打者に続く快挙だ。

 4日に都内に移動した後、家族で食事に出掛けた。復調するきっかけとなった電話をくれた兄泰源さん(26)からは「自分の名前が記事にいっぱい載って恥ずかしいよ」と冗談交じりに祝福された。5月30日が誕生日だった兄へのプレゼントは忙しくて渡せなかったが、4戦連続の“祝砲”が何よりの贈り物だ。

■きょうも左腕 ハフと対戦

 全て左投手からと中身も充実の4戦連発。きょう6日も左腕のハフを迎え撃つ。「ヒットを毎日打ちたい。何とか『H』をともせるように」。5戦連発への思いは胸の内に秘め、次なる戦いに臨む。 (小畑大悟)

◆ホークスの5戦連発以上

 最近の5戦連発は04年9月にズレータ(ダイエー)が記録。同じ04年7月に松中信彦(同)が6戦連発(パ・リーグタイ記録、球団記録)をマークしている。それ以外の5戦連発はいずれも南海時代で、81年7月に門田博光が2度、71年6月にジョーンズが、70年7月に野村克也が記録している。

=2018/06/06付 西日本スポーツ=

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