ハセノパイロ大接戦制す 東京ダービー 【大井】

西日本スポーツ

 「第64回東京ダービー」(S1・ダート2000メートル)は6日、大井競馬の第11Rで16頭が出走して行われ、船橋の2番人気ハセノパイロが優勝。好位でうまく流れに乗り勝負根性を発揮してゴール前の大接戦を制した。勝ち時計は2分06秒7で同馬は重賞2勝目。首差の2着が的場文のステッキで内の3番手から伸びた6番人気クリスタルシルバー。本競走の2着馬までがジャパンダートダービー(Jpn1・7月11日・大井・ダート2000メートル)への優先出走権を獲得した。さらに首差の3着が8番人気クロスケで、1番人気ヤマノファイトは7着だった。矢野貴之騎手(33)はこのレース初優勝、佐藤賢二調教師(67)は昨年のヒガシウィルウィンに続く連覇で3勝目となった。

■重賞2勝目

 NARの最優秀2歳牡馬は3歳になっても強かった。ハセノパイロが南関東3歳馬の頂点に立った。激しい雨が降りしきる中、スタンドを埋めたファンを持ち前の豪脚で沸かせた。

 勝った矢野貴が「直線は頭が真っ白でした」と言うほどの激戦だった。スタートを決めると5番手の外をキープ。すると「3、4コーナーがすごい手応えだったので少し外を回ったけど」と強気の競馬を展開。一歩、また一歩と加速しコンマ数秒の混戦からグイと抜け出し栄光のゴールに飛び込んだ。

 ガッツポーズの矢野貴は昨年の悔しい思いを見事に晴らした。1番人気だったキャプテンキングに騎乗し、ヒガシウィルウィンの前に2着。その勝ち馬は佐藤賢師の管理馬だっただけに「今度は佐藤先生の馬で勝ちたいです」と、強い思いを胸に秘めて渾身(こんしん)のステッキを振るった。

 「まだダービージョッキーの実感はないです」と勝利の立役者は夢心地だったが、人馬の活躍を見守った佐藤賢師はクラシックの常連で慣れたもの。「状態は上向きで好勝負と思っていた。ヤマノファイトに勝ててうれしい」と胸を張った。年明けはくすぶったものの、これで完全復活。ニューヒーローはJRA勢が相手になる次の舞台でも、人馬一体で存在感を見せつけてくれるだろう。

=2018/06/07付 西日本スポーツ=

PR

競馬 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング