九産大5年連続初戦突破 主砲岩城が千金同点打 東海大を撃破

西日本スポーツ

■全日本大学野球

 第67回全日本大学野球選手権が11日に開幕し、東京ドームで1回戦4試合が行われた。九産大(福岡六大学)が東海大(首都)に3-2で逆転勝ちし、5大会連続で初戦を突破した。1点を追う6回2死三塁、主砲の岩城駿也(4年・東海大五)が左前同点打を放ち、7回に揚村彰斗(2年・飯塚)の二塁打などで2点を勝ち越し。岩田将貴(2年・九産大九州)と浦本千広(3年・必由館)の継投で2失点にまとめた。立命大(関西学生)大商大(関西六大学)徳山大(中国)も2回戦に勝ち上がった。

 神宮球場で行われる予定だった3試合は雨のため中止となり、12日に行われる。

 「男・イワキ」のバットが流れを引き寄せ、優勝候補の一角の東海大を撃破した。今春のリーグ戦1試合平均10得点超を誇る強力打線は、5回まで相手右腕の速球の前にわずか1安打。だが1点を先制された直後の6回、絶好機が到来した。

 2死から児玉亮涼(2年・文徳)が中前打で出塁すると、続く岩城の打席で相手投手のけん制悪送球があり一気に三塁へ。岩城は「必ずかえす。自信を持った」。真っすぐを捉えた痛烈な打球は左前で弾む同点打。一塁上で拳を握った。

 昨年の初戦、日本文理大戦で、岩城は3ランなど1試合計6打点の大暴れ。今春リーグ戦では、ともにトップの7本塁打、26打点をたたき出した。野球漫画「ドカベン」の岩鬼正美をほうふつとさせる豪快な打棒を披露した男が、再び全国の舞台で役割を果たすと、チームは勢いづいた。

 7回1死二塁、揚村が「(同点打で)一気に流れが来て自然にバットが振れた」と左中間へ勝ち越し二塁打。2死から、もう1点を追加した。大久保哲也監督も「相手のミスから(好機を)しっかり捉えられた」と会心の逆転劇に浸った。

 13日の2回戦で、プロ注目の最速150キロ超トリオを擁する優勝候補筆頭の東洋大(東都)と対戦。大久保監督は「どんな厳しいパートなんだ」と苦笑いしたが「遠い九州から来ている。簡単には負けられない」と意気込む。岩城も「九州のチームでも勝てることを示したい。次も好投手相手だが打つ」と宣言した。 (大窪正一)

    ◇      ◇

■岩田&浦本2失点リレー 九産大

 九産大の投の二枚看板が継投で1点差ゲームをしのいだ。先発は今春のリーグ戦7勝無敗でMVPの左腕岩田。6回で9安打を浴びても緩急を生かして要所を締め、1失点で乗り切った。2番手の右腕浦本は140キロ超の速球を主体に3回1失点。浦本は「相手投手陣に負けたくなかった。次も好投手ばかりの東洋大だが、絶対投げ負けない」と闘志を燃やした。

=2018/06/12付 西日本スポーツ=

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