ソフトB石川、防げた3被弾 2軍若手にチャンスを/西村龍次氏の目
石川は立ち上がりから悪くなかった。テンポもいいし、球に力もあった。ポイントになったのは4回1死、陽岱鋼への四球だ。結局、続く岡本に逆転2ランを浴びた。この試合で打たれた3発とも変化球が甘く入った失投。岡本、坂本勇とも同じようにすっぽ抜けたスライダーを捉えられている。変化球が高いと打球が遠くに飛ぶ。3本とも防げるアーチだった。気になったのは途中から投球フォームが横振りになったこと。特に6回はそのせいで球がばらけた。次回に向け、しっかり修正すべき部分だ。
今季60試合目で加治屋が31試合目の登板になった。5年目にして初めてつかんだ自分の居場所。やりがいを感じているし「いけ」と言われれば、どんな状態でも投げる。だからこそ故障が怖い。疲労はしっかりチェックする必要がある。
そんな救援陣の負担を減らすためにも、2軍にいる若手にどんどん登板機会を与えるべきだ。経験値が上がるし、たとえ失敗しても課題がはっきりする。実績、経験とも豊富なベテランの故障が癒えるのを待つのもいいが、割り切って若手に経験を積ませるのも一つの手。勝負の夏場以降に向けて使える投手が確実に増える。 (西日本スポーツ評論家)
=2018/06/15付 西日本スポーツ=




















