西武おかわり、2年ぶり2打席連発 「だまされたと思って」炭谷に勧められたバットで爆発

西日本スポーツ

5回無死、2号ソロを放つ西武・中村 拡大

5回無死、2号ソロを放つ西武・中村

 ◆西武3-3オリックス(27日・メットライフドーム)

 美しい放物線のおかわりが描かれると、メットライフドームに大歓声が湧き起こった。2点を追う7回1死一塁。中村がオリックスのエース金子の投じた初球チェンジアップを完璧に捉え、豪快に左翼席の中段まで運んだ。2シーズンぶりの2打席連発が価値ある3号同点2ラン。「打ててよかった」。一振りで黒星の危機を救った。

 2回に内野安打、5回は2号ソロで今季初の3安打猛打賞もマーク。4月下旬に左肩痛で戦列を離れ、今月の復帰後も調子は上がらなかった。試合前の打率は1割台前半だったが、15日の中日戦以来となる出場でうっぷんを晴らした。

 「銀仁朗のおかげですよ。念を入れてくれましたね」と笑った。この日使ったのは炭谷のバット。本人から「だまされたと思って、打ってみてください」と薦められたものだった。気分転換の意味もあるようで、これまでも練習では使用していたが初めて試合で手にした。“新バット”の絶大な効果に、本塁打後にはベンチで出迎えた炭谷へ笑顔で一礼した。

 今季チーム最長4時間37分の熱戦は引き分けに終わったが、中村の一撃には辻監督も満足そうだ。「打ったね。自分の中で考えながら調整していた。少しずつよくなってきたよね」と評価。勝負の夏場へ、頼もしい主砲が上昇気配を漂わせている。 (山田孝人)

 西武・秋山(3回の右前打で両リーグ最速の100安打到達)「ゴールではないし、やっている最中は(数字を)意識はしていない」

 同・ウルフ「状態は悪くなかったが、要所でボールが高めにいってしまったところが反省点」

=2018/06/28付 西日本スポーツ=

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