【クローズアップ】田中 プロフェッショナルに徹する
失敗は成功の母。田中京介(27)=福岡=は初日5Rの絶好枠で敗れたが、決してマイナス思考には陥っていない。「ポイント的には痛いけど、エンジンの状態は完全につかめた」と2日目以降の巻き返しに力を込めた。
機力は完全な伸び型。スピードよりも玄人好みのテクニックで勝負するタイプの田中にとって、出足や行き足が悪く「自分好みじゃない」のは痛恨の極み。ただ、だからこそこの敗戦で得たものも大きい。「ペラをどう叩けばいいかは分かった。これからは上向くだけ」
現代ボートレースにおいて、1枠での敗戦は確かに痛い。しかし、まだ一戦。ここから巻き返す時間は十二分にある。「絶対に諦めない。初日に僕の舟券で負けた人に借りを返したい。サッカーのあの人じゃないけど、プロフェッショナルとは“キョースケ タナカ”と言わせてみせます」。サッカーW杯の日本代表ばりに逆境からはい上がってみせる。
2日目の2回走りは外枠回りの4、6号艇だが、これは田中にとって決して“不利枠”ではない。「自分は偶数枠が大好物。それがまだ3つも残っているのだから見ていてください」。初日の失敗を絶対に無駄にはしない。プロフェッショナルな走りで、必ずここ一番に名を連ねてみせる。
=2018/06/29付 西日本スポーツ=





























