目立つ無駄なボール ソフトB石川よ4月西武戦の投球を思い出せ/藤原満氏の目

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2-5ロッテ(30日・ヤフオクドーム)

 試合のリズムをつくるのはバッテリーだ。ホークスバッテリーはこの試合、三者凡退に抑えたイニングがなかった。しかも、与四死球9。味方の攻撃にいいリズムが生まれるはずがない。石川は無駄なボールが多すぎる。3失点した3回は先頭の藤岡裕に与えた四球が痛かった。コーナーを狙いすぎてボールになっているのではないか。あれこれ考えずウイニングショットをどんどん投げ込んでいい。手本になるのが4月26日の西武戦。石川は内角を攻めながら、テンポ良く投げ、8回1失点で勝ち投手になった。山川に与えた死球は内角を突いた証拠。あの投球を思い出してほしい。

 一方で、ホークス打線はボルシンガーにテンポ良く投げさせすぎた。3回で5点を追う展開になったとはいえ、淡泊な打撃が目立った。ロッテも救援陣に不安がある。そういう意味でも、ボルシンガーに球数を多く投げさせて早めの降板に追い込む工夫が必要だった。ファウルで粘るのはもちろん、バントの構えだけでも投手の負担が増える。5回ぐらいから球が浮き始めたし、股関節を気にするそぶりもあった。相手が嫌がることをやらなければ、いい投手は攻略できない。 (西日本スポーツ評論家)

=2018/07/01付 西日本スポーツ=

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