ソフトB内川、復調の兆し見せた「右脚」の使い方 チームの得点力アップへ光明/秋山幸二氏の目
◆ロッテ4-1ソフトバンク(1日・ヤフオクドーム)
投手陣の12与四死球は考えられない。前日も9与四死球。これでは守る野手も大変だ。バンデンハークに限ったことではないが、今は先発がいかにも窮屈そうに投げている。打線の得点力が落ちていることが重圧となり、伸び伸び投げられていないように映る。
投手を助ける、育てるためにも、今は得点力を上げなければならない。その意味で内川に復調の兆しが見えたのが大きかった。右脚をうまく使い、内寄りの球を二塁打にした5回の打席は最高の内容。二塁へ走る姿も、痛めていた右膝の不安を感じさせなかった。
試合前練習では左脚を上げた際の形が良くなかった。腰が傾いて左脚に体が乗り、右脚が使えないから手打ちになっていた。それが試合の中で変わった。最後の打席でも内角球をファウルにしてうなずいていたから、自分の中でつかんだものがあったはずだ。
故障者続出の今年は救援陣から先発陣、打線と不安が広がってきた。昨年までと明らかに違う状況で、自分たちはどう戦うかということをいま一度全員で共有しておく必要がある。パの混戦はこの先も続く。球宴までの6試合、まずはどうやって点を取るかを考えたい。 (西日本スポーツ評論家)
=2018/07/02付 西日本スポーツ=




















