西武・木村、プロ12年目で初のサヨナラ弾 9回落球の斉藤彰「本当に神様」

西日本スポーツ

 ◆西武8-7楽天(1日・メットライフドーム)

 バックスクリーンへ一直線に向かった打球が西武を救った。7-7の同点で迎えた9回2死。3時間54分の乱戦にけりをつけたのは途中出場の木村だった。宋家豪の150キロの直球を仕留めた2号ソロは、プロ12年目で初の記念すべきサヨナラアーチとなった。「完璧な手応え。今でも手が震えている」。お立ち台で満面の笑みを浮かべた。

 2連敗中のチームは、負ければ2位日本ハムの結果次第で首位陥落の危機にあった。もはや“お約束”となった救援陣の終盤のどたばたぶり。この日もすんなりとはいかず、1点リードで迎えた9回は新守護神のカスティーヨが押し出し四球で試合を振り出しに戻した。そんな重苦しいムードを吹き飛ばした劇打を、辻監督も「一振りで救ってくれた」とたたえた。

 9回の失点は、今江の飛球を左翼の斉藤彰が落球してピンチを広げたことも一因だった。高校時代に埼玉栄のエースだった木村は、春日部共栄の主力打者だった1学年下の斉藤彰とは互いに意識し合う間柄でもあったという。今は同じ外野手。「(失策した斉藤彰の)気持ちはすごくわかる。責任を感じていたと思うから」と後輩をおもんぱかった。斉藤彰も「本当に神様です」と感謝した。

 7月を何とか白星発進。日本ハムとのゲーム差を1に広げた。「(月が変わって)いいスタートが切れた。ここからしっかり…」。ヒーローは力を込めた。 (山田孝人)

=2018/07/02付 西日本スポーツ=

PR

埼玉西武ライオンズ アクセスランキング

PR

注目のテーマ