ソフトB摂津、今季最短KO 2回71球5失点 再び3チームが同率3位に

西日本スポーツ

 ◆楽天6-5ソフトバンク(5日・楽天生命パーク宮城)

 2シーズンぶりに立った仙台のマウンドで屈辱を味わった。今季自己最短の2回5失点KO。「調子は悪くなかったけど、しっかり抑えていれば…という試合だった。チームに申し訳ない」。試合後、誰よりも先に球場を去った摂津の口から反省の弁が出た。

 東北出身の右腕が社会人のJR東日本東北時代を過ごした仙台で投げたのは、開幕投手を務めた2016年3月25日以来。だがコースを狙ってボールが先行する悪いパターンにはまった。2与四球の初回は何とか無失点に抑えたが、2回、先頭のアマダーを追い込みながら、勝負球のカーブを拾われ、左翼ラッキーゾーンへ。この同点ソロが悪夢の始まりだった。

 1死から2四球と安打で満塁とされ、茂木の遊ゴロ併殺崩れで勝ち越された。続く島内にはフルカウントから高めのカットボールを捉えられ、右翼席へ3ランとされた。2回で4四球を与え、2本塁打を含む3安打を浴びた。

 3回のマウンドに摂津の姿はなかった。「何とかしたいという気持ちが裏腹になって出た感じ。傷口が広がる前に、彼にはまた頑張ってもらいたいので今日は早めに代える決断をした」。工藤監督は71球で見切った理由を説明した。

 摂津の先発での最短降板は14年8月15日のオリックス戦(京セラドーム大阪)の1/3回だが、これは右手親指に打球を受けての負傷交代。打ち込まれたものでは、13年9月21日のロッテ戦(QVCマリン)の1回7失点に次ぐ短さだ。

 先発陣の負の連鎖を断ち切れない。3日にチームの先発では10試合ぶりに白星を挙げたばかりの千賀が、右肩周辺のコンディション不安のため登録を抹消された。そして前回登板の6月27日の日本ハム戦で6回無失点と好投した摂津が一転して大崩れ。課題山積の先発陣にまたしても暗雲が広がった。

 ホークスとオリックスが敗れてロッテが勝ち、再び3チームが同率で3位に並んだ。あす7日からは、そのオリックスとの2連戦を控える。Bクラス転落を防ぎ、レオとハムを力強く追うためにも、先発陣の奮起は欠かせない。 (鎌田真一郎)

=2018/07/06付 西日本スポーツ=

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