雨の中、開会式に57校 開幕戦順延 被爆の元球児も招待

西日本新聞

 100回目の節目を迎えた全国高校野球選手権長崎大会(県高校野球連盟など主催)が6日、長崎市松山町の県営野球場で開幕し、甲子園出場を目指す57校が開会式に臨んだ。雨のためグラウンドでの入場行進は中止となり、式は屋根のあるスタンドで開かれた。予定されていた九州文化学園対島原翔南の試合は7日に順延された。

 開会式では、スタンド席に座った各校選手たちが、校名を読み上げられると立ち上がって観客の声援に応えた。昨年優勝校の波佐見から優勝旗が返還された後、県高野連の野中光治会長が「100回目の大会、支えてくれた人への感謝や野球への思いを試合に込めてプレーしてほしい」とあいさつ。佐世保工の谷脇遼馬主将(3年)が選手宣誓した。

 開会式には、長崎原爆で被爆した元球児5人も招待された。5歳の時に被爆した長崎西OBの田栗静行さん(78)=東京都=は「父と妹を原爆で失った寂しさから野球を始め、仲間と出会った。今の環境を当たり前と思わず全力でプレーしてほしい」とエールを送った。

 7日は、県営野球場で午前9時から4試合、佐世保市総合グラウンド野球場で同9時半から3試合行われる。

=2018/07/07付 西日本新聞朝刊=

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