J1鳥栖、デビュー前からトーレス効果 練習での姿に「雰囲気ガッと上がった」の声

西日本スポーツ

 トレスJデビュー前に貴重な勝ち点1だ。17位のサガン鳥栖は湘南に1-1で引き分け、4試合負けなしで勝ち点14とした。後半開始直後に先制されたが、相手オウンゴールで追い付いた。新加入した世界的ストライカーで元スペイン代表フェルナンドトレス(34)の鳥栖デビューが予定される22日のホーム仙台戦に弾みを付けた。15位のV・ファーレン長崎は神戸に0-1で敗れた。

 新加入した世界的ストライカーのJデビューを前に、貴重な勝ち点を手にした。後半開始直後、先制点を献上したが、後半36分、左サイドからドリブルを仕掛けた吉田のクロスが相手選手に当たるオウンゴールで追い付いた。フィッカデンティ監督も「選手たちもいいコンディションで試合をしてくれた。いいサインだ」と及第点を与えた。

 スペイン代表のイニエスタが加わった神戸とともに、ワールドカップ(W杯)後、注目を集めるクラブになった。フェルナンドトレスは16日に合流。今回の遠征には参加しなかったが、超大物助っ人は早くもチームメートを刺激した。

 練習では、いきなり軸足の後ろから蹴り足を回してクロスを上げる高等技術「ラボーナ」を披露。ウオーミングアップから手を抜かない姿勢も、周囲をうならせた。「全体の雰囲気がガッと上がった」と吉田は証言する。自身は主将として“面談”を行い、一緒に呼び名を考えたという。「長いので『フェル』でいい?って聞いたら『全然いいよ』と言ってくれた」と笑った。

 W杯による中断期間中はイタリアで12日間の合宿を実施し、攻撃面を中心に立て直しを図った。チームは中断前と変わらず、J2降格圏の17位。豊富な運動量を誇る湘南に終盤まで苦しめられたが、4戦連続の勝ち点を得た。フィッカデンティ監督はフェルナンドトレスについて「22日は(ベンチ入りの)18人には確実に入れる」と明言。いよいよベールを脱ぐ「神の子」が鳥栖をさらに上昇させる。 (伊藤瀬里加)

=2018/07/19付 西日本スポーツ=

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