佐賀工 男子大将はタレントはなわの長男、最後の金鷲旗

西日本スポーツ

 平成30(2018)年度金鷲旗高校柔道大会は21日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で男女の合同開会式が行われた。抜き勝負の5人制団体戦での頂点を目指し、米国から初出場のハワイ勢など、海外3カ国・地域の計8チームを含む男子330、女子165チームがエントリーした。開会式では、男子で昨年大会を制した桐蔭学園(神奈川)の村尾三四郎主将(3年)が「日頃の練習の成果を十分に発揮し、正々堂々闘うことを誓います」と選手宣誓。男女とも上位を狙える佐賀工の男子大将でタレントはなわの長男塙元輝(同)も最後の金鷲旗での健闘を誓った。競技は22日に始まり、女子は23日、男子は24日に決勝が行われる。また、来年の大会が同市東区の同市総合体育館で開かれる予定であることが発表された。

 自分の力で佐賀工の名をとどろかす。男子大将の塙は「みんなと一緒に試合をする最後の舞台。大将としてチームを勝ちに導きたい」と気合を入れた。全国総体は佐賀商に敗れて団体戦出場権を逃した。“最後の夏”に懸ける思いは強い。

 「♪SAGA さが~」のフレーズがおなじみの「佐賀県」でも知られるタレントはなわの長男。テレビのバラエティー番組で特集が組まれるなど常に注目を浴びた。

 個人100キロ超級では昨年から2年続けて全国総体代表になるなど県内無敵を誇る。だが、金鷲旗は1、2年時とも4回戦敗退で、自身もわずか1勝。「自分らしい柔道ができなかった」。県を超えるレベルの闘いで注目を浴びると気負ってしまう精神面の弱さを感じていた。

 3月の全国選手権の無差別も初戦敗退。「人のためではなく、自分のために闘え」と原田堅一監督にハッパを掛けられ、心を入れ替えた。6月の全九州大会、大学生も参加した7月の九州ジュニアでともに準優勝。組み手争いを制し、得意の担ぎ技とともに足技も駆使できるほど体が動くようになった。

 開会式でも参加選手らに写真撮影をせがまれるなど視線を浴びたが「楽しんでやりたい」と気負いはない。一人の柔道家として団体での頂点を目指していく。 (向吉三郎)

=2018/07/22付 西日本スポーツ=

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