西武・多和田が初の10勝 昨季4戦4敗のオリに4戦全勝!! 辻監督「見事」

西日本スポーツ

 ◆西武7-1オリックス(24日・メットライフドーム)

 最後まで投げ抜く決意だった。6点リードの9回もマウンドに立ち、127球の熱投で今季3度目の完投勝ち(1完封含む)。チーム最速、自身3年目で初の2桁となる10勝目を挙げた多和田は「気持ちで負けないように、相手に向かっていった」と繰り返した。

 気持ち-。その言葉を何度も強調した。前回16日のソフトバンク戦。いずれも自己ワーストの14安打11失点と炎上し、辻監督に「やり返す気持ちはあったのか」と問われた。周囲にはどこかマイペースに映る右腕が、闘争心を隠すことなくマウンドに上がった。

 4、5回といずれも2死一、二塁のピンチを背負いながら、ホームは許さなかった。「6回くらいからバランスがよくなった。(試合)後半の方が楽だった」。今季、チームで完投勝利を記録したのは多和田だけ。救援陣に課題を抱えるチーム事情も踏まえ、ブルペンを安心して休ませる価値ある力投だった。

 オリックスに対する意地もあった。昨季は4戦4敗で防御率8・24。「いつまでも同じ相手に勝てないようでは信頼が得られない」。今季初対戦の4月に7回2失点で苦手意識を消すと、ここまで4戦4勝、防御率2・32。昨年とは勝敗が完全に逆転し、チームと自身の飛躍につなげた。

 辻監督は「見事な投球だった。気持ちが出ていた」と目を細めた。就任1年目の昨年から、エースへの成長を見込み使い続けてきただけに「こういう投球をすれば15、16勝できる」と飛躍を願った。次回は31日のソフトバンク戦での先発が有力な右腕は「リベンジする機会が来た」とどん欲な白星量産を誓った。 (松田達也)

=2018/07/25付 西日本スポーツ=

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