J2福岡、今季ワースト3失点 過密日程考慮し先発8人入れ替えが裏目 首位松本と7差に

西日本スポーツ

 過密日程対策が裏目に出た。前節から先発8人を入れ替えたアビスパ福岡が今季最多の3失点で徳島に完敗。6位はキープしたが、城後の403日ぶりとなるリーグ戦ゴールも空砲となった。

 真夏の鳴門に魔物が潜んでいた。1-1で折り返した後半開始早々、堅守を誇るアビスパが突然崩れた。ペナルティーエリア内で相手を倒して与えたPKを決められると、1分後には味方のクリアミスからカウンターを仕留められた。

 今季最多の3失点。「私の指導不足。もったいなかった」。井原監督は責任を受け止めた。前節の東京V戦から中3日。過密日程を乗り切るため、前節から先発を8人入れ替えたが、急造のDFラインでは徳島のウタカを止められなかった。

 3バックのうち吉本はJ1FC東京から今夏加入し、移籍後初先発。古賀も6月にJ1柏から加わったばかり。前半32分にふぞろいになったラインのギャップを2016年のJ1得点王に突かれ、裏に抜け出されて先制点を献上した。

 ウタカにはその後も何度も裏に抜け出され、後半3分に再び決められた。「小まめにラインを上げ下げしたけど、悪い方に出た。修正しないといけないし、自分自身が順応しないと」。ほろ苦いアビスパでのデビュー戦に吉本は唇をかんだ。

■吉本ほろ苦初先発

 3月の甲府戦で右足首を痛めて長期離脱していたボランチの元斗才が約4カ月ぶりに復帰し、“キング”城後の今季初ゴールなど収穫もあった。ただ、福岡の方が1試合少ないとはいえ、大宮を下した首位松本には勝ち点差を7に広げられた。

 記録的猛暑の中で続く過密日程。井原監督は「まだ優勝がなくなったわけではない。精いっぱいチームを立て直す」と誓う。再び中3日で迎えるホーム横浜FC戦は、連敗どころか引き分けも許されない正念場となる。 (末継智章)

    ◇      ◇

 城後(リーグ戦では昨年6月17日の名古屋戦以来、403日ぶりの得点)「きょうは何としても決めようと思って出たので良かったが、勝利に導くゴールを決めないと。ただ、下を向いても仕方ない。優勝を目指す中で何ができるか、みんなで意思統一をしてやっていきたい」

=2018/07/26付 西日本スポーツ=

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