守谷、女王中村学園女子に5連敗 2年大将柿元、来年こそ 福岡出身、那珂川北中で個人日本一

西日本スポーツ

【中村学園女子‐守谷】決勝戦で敗れ、塚本監督(手前右)の話を聞く守谷の選手たち 拡大

【中村学園女子‐守谷】決勝戦で敗れ、塚本監督(手前右)の話を聞く守谷の選手たち

 夏の福岡の頂点は近いようで遠い。初めて決勝に進んだ守谷は地元の中村学園女子に敗れた。最後は大将柿元冴月(2年)が副将の諸岡に屈した。「自信はあったけど、どこかに甘さがあった」。福岡出身の柿元に後悔がにじんだ。

■準々で3人抜き

 島原との準々決勝では柿元が3人を抜いて逆転勝ち。昨年準優勝の筑紫台との準決勝では大将同士の戦いを制して最高峰の舞台に臨んだ。待ち受けた巨大な壁中村学園女子には昨年の大会準決勝から全国大会4連敗中。昨夏の全国総体、今春の魁星旗、全国選抜大会では決勝で敗れている。「5度目の正直」を期したが、そのライバルに先に大将を引きずり出された。「戦い方を知っている相手。リードされると苦しい」と塚本浩一監督は指摘した。

 守谷は全国総体4度、全国選抜大会1度の優勝を誇る。高校3冠のうち唯一取れてないのが玉竜旗。大会前、選手たちは「歴史をつくろう」と誓い合っていた。那珂川北中3年時に全国中学校大会個人戦を制した柿元は「目標は決勝に行くことではなくて地元の福岡で中村を倒して優勝することだった。また茨城に戻って修業する」と大旗への思いを口にした。

 優勝インタビューが響く場内で塚本監督は選手に言った。「1番のチームはここにいる。おまえたちは2番。来年、本当に1番になるという強い気持ちを持たないと1番にはなれない」。未到の頂点への挑戦は続く。 (向吉三郎)

=2018/07/27付 西日本スポーツ=