指導者として再び夢舞台 小城の畑田光貴監督 07年準優勝した三養基の主将「悔しさ胸に」

西日本新聞

 「指導者として、生徒と一緒に悔しさを晴らしたい」。小城の畑田光貴監督(28)はそんな思いを胸に、今大会に臨んだ。

 2007年大会では三養基高主将として出場し、準優勝。ただ、初戦は先鋒として5人抜きの活躍を見せたが、それ以降振るわず、6回戦から控えに。「気負いすぎて空回りしてしまった」。喜びよりもふがいなさに悔しさが募った。

 夢は中学教諭だったが、玉竜旗の借りを返そうと高校教諭の採用試験を受け合格。初任校では野球部顧問を務めたが、今年4月に小城高に異動し、念願の剣道部の監督に就いた。

 「剣道に熱心で生徒思いの先生。強く鍛えてくれた」と部員たち。初戦の岡崎城西(愛知)戦では相手先鋒の攻めに苦しんだが、副将の中原康太郎選手(2年)が胴と面を決めると、畑田監督は大きな拍手。敗れはしたが、試合後に円陣を組んだ畑田監督は「(大会に)連れてきてくれてありがとう」と涙をにじませた。「最後の大会を先生と一緒にやれてよかった」と辻丸泰士主将(3年)。中原選手は「来年こそリベンジし、先生と初勝利したい」と誓った。

 「ここからが新しいスタート。もっと強いチームをつくって、また勝負したい」。畑田監督は目を輝かせた。

=2018/07/28付 西日本新聞朝刊=

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