嘉穂が3回戦で惜敗 筑豊勢、最終日に残れず

西日本新聞

 玉竜旗高校剣道大会は5日目の28日、男子の2回戦の一部と3、4回戦があり、筑豊勢からは唯一3回戦に進出した嘉穂が惜敗した。嘉穂東、直方、嘉穂総合、福智は初戦を突破できず、筑豊勢は最終日まで残れず姿を消した。

 嘉穂は3回戦で日章学園(宮崎)と対戦。序盤でリードを許したが、副将の山口宝選手(17)が相手次鋒に小手を決め、大将の柴田浩杜選手(18)に後を託す。柴田選手は相手副将を下し、大将同士の戦いに。延長3回の熱戦の末、敗れた。柴田選手は「もっと上位を目指してチーム全員が努力してきたので本当に悔しい」と唇をかみしめた。

 直方は立教新座(埼玉)と対戦。先鋒の今本敬太選手(18)が相手先鋒に面と小手を決める活躍。しかし、相手次鋒の猛攻を止められず、敗退した。今本選手は「来年は観客席から後輩たちの勝利を見届けます」と話した。

【大会を顧みて】県高体連剣道専門部筑豊ブロック専門委員長の中藤孝信さん 指導者が連携し出稽古を

 今年の玉竜旗高校剣道大会に筑豊勢は女子3チーム、男子8チームが出場した。女子は嘉穂と鞍手が3回戦に進出し、熱戦を繰り広げてくれた。男子は3回戦に出場したチームは嘉穂のみで寂しさを感じる。

 筑豊地区の課題は、男女ともに部員不足だ。毎年、玉竜旗高校剣道大会の直後は3年生が引退し、残った1、2年生たちだけでは満足に稽古をできないことが多い。各校の指導者が連携して出稽古を重ねることが解決策だ。

 男子の嘉穂が2017年度県高校剣道新人大会兼九州・全国選抜大会県予選で団体3位になるなど、明るい話題もある。筑豊地区の選手たちには、まず県大会出場を目標に稽古を重ねてほしい。 (談)

=2018/07/29付 西日本新聞朝刊=

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