沖学園の大応援団は歓喜の拍手 トランペットは他校助っ人
第100回全国高校野球選手権大会で、春夏通じて甲子園初出場の沖学園(南福岡)は6日、北照(南北海道)との初戦を4-2で制して初勝利を飾った。選手は、シード校を次々に撃破した南福岡大会の勢いそのまま大舞台でも伸び伸びとプレー。アルプススタンドを埋めた生徒ら約700人の大応援団は、新たな歴史を刻んだ1勝に大きな拍手を送った。
先制パンチは、頼れる主砲だった。沖学園は三回2死満塁、4番吉村脩希選手(3年)の左前適時打で1点先取。父の耕治さん(50)は「大事な場面でよく打ってくれた。また2本、3本打って」と拍手した。
五回には2番市川颯斗選手(同)の中越え三塁打と、3番三浦慧太選手(同)の右前安打で2点を追加した。市川選手の父啓さん(35)は「(動体視力を高める)速読効果が出ている。打線が乗って振れている」と上機嫌。
北照もすぐさま2点を返すが、沖学園は七回、阿部剛大主将(同)が中前打を放ち、盗塁などで三塁へ。5番の吉田圭吾選手(同)の内野ゴロが相手の失策を誘い、1点を追加した。
吹奏楽も回を重ねるごとに盛り上がりを見せた。“助っ人”としてトランペットを担当した福岡女子高の富松日菜紀さん(1年)は「選手が点を取るたびに演奏に熱が入ります」と汗をぬぐった。斉藤礼投手(3年)の2失点完投を支えた平川夏毅捕手(同)は「応援で波に乗れた。うれしい」と話していた。
最終回、最後の打者を内野ゴロに打ち取った瞬間、「やったー」と歓喜の声と拍手が響いた。声をからして応援した野球部の川添公也さん(2年)は「先輩が最高の試合をしてくれた。次戦の大阪桐蔭にも打ち勝ってほしい」と喜んだ。
=2018/08/07付 西日本新聞朝刊=






























