シュート25本に耐え…鳥栖3戦連続0封 権田のビッグセーブ連発で川崎とドロー

西日本スポーツ

 後半ロスタイム、目安の4分も過ぎた。ゴール正面からのFKを権田がはじき返すと、直後に試合終了のホイッスルが響いた。シュート数は鳥栖の2本に対し、川崎は25本。昨季のチャンピオンチームの猛攻をアウェーで耐え抜き、貴重な勝ち点1をもぎ取った。

 試合後のフィッカデンティ監督は「大事な勝ち点1を取ったことをほめたい。難しい試合を想定して、この順位にいるチームが(アウェーで)勝ち点を持ち帰られるのはいいシグナルが出ているということ」と強調した。

 猛攻を受け続けた。真夏の中3日でもDF陣は必死に体を張り、GK権田はゴールを死守。前半41分には抜け出してきた阿部のシュートを1対1になりながら好セーブを見せた。

 権田は「強いチームだと分かっていた。攻められてシュートが来るのは想定した」。後半、川崎の攻撃はさらに勢いを増した。16分にエウシーニョの左足シュートを右足で止めると、“権田劇場”が開演。33分にエウシーニョのミドルを止め、35分には小林のシュートを右手一本で止めるビッグセーブだ。川崎の後半のシュート数は前半の2倍超に膨らんだが、ゴールは許さなかった。

 まさに守護神の活躍にフィッカデンティ監督は「最後の10分はたくさんチャンスをつくられたけど、権田が守ってくれて、チームを救ってくれた」と手放しでたたえた。権田は「25本打たれたけど、そこまで枠には来ていない。20本ぐらいは枠外だったのでみんなの頑張りを感じる」とチームメートに感謝した。

 3戦連続の無失点で上位から勝ち点を積み上げた。殊勲の権田は「(勝ち点)1で喜んでいる場合じゃない」と引き締めた。真夏の鳥栖は実に粘り強い。 (小畑大悟)

=2018/08/16付 西日本スポーツ=

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