西武・菊池10勝お預け 米12球団スカウトの前で3敗目

西日本スポーツ

 ◆西武3-5日本ハム(17日・メットライフドーム)

 両手を膝に置いたまま動けなかった。1点を勝ち越した直後の7回。菊池は2死三塁からの3連打で2点を失った。「勝負どころで抑えられていない。今年の自分の全て。粘れなかった」。2位日本ハムに喫した今季3敗目を悔やんだ。

 7回に近藤に浴びた同点打は、この日最速の156キロ直球の後のカーブを右前に落とされた。続く中田、レアードにも安打を許して勝ち越された。右足を上げる角度など前回登板からフォームを修正したが、勝ち星には結びつかなかった。

 7回で11安打を浴びて4失点。「大事な3試合」と意気込んでいたが、2位との直接対決の初戦でチームを勝利に導けなかった。辻監督も「しっくりきていないのかな。打者への圧力が、雄星にしてはおとなしいよね」と首をかしげた。

 この試合は米12球団のスカウトが視察に訪れ、米大リーグの公式サイトで、来季からメジャーでプレーする可能性があると報じられた菊池に熱視線を注いだ。「成績を含め『全ての人が頑張ってこい』と送り出せる環境が必要」。昨年の契約更改交渉での鈴木球団本部長のコメントだ。

 3年連続2桁勝利がお預けとなった左腕は、次回は24日のソフトバンク戦に先発予定。「残り少ない試合で信頼してもらえる投球をしたい」。10年ぶりの優勝に貢献して、自身の夢をかなえるためにも、プロ通算0勝12敗の「壁」を打ち破る。 (松田達也)

=2018/08/18付 西日本スポーツ=

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