J2福岡7位転落 PO出場圏外 下位栃木に0-1

西日本スポーツ

 攻めきれず悔しい敗戦。J2アビスパ福岡は敵地で栃木と対戦。ボールを支配しながらも栃木の懸命な守備の前に決定機がなかなかつくれず、後半20分に1点を失って敗れた。連勝は2で止まり、4位だった福岡はJ1参入プレーオフ出場圏外となる7位に後退した。

 最後の望みをつないだCKもはじき返された。気温21・5度と肌寒いピッチの上に敗戦を告げる冷たいホイッスルが響く。がっくりと肩を落とすイレブン。井原監督は「勝ち点をプレゼントできずに申し訳ない」と敵地まで駆けつけたサポーターにわびた。

 「セットプレーがカギになると予想していた」。指揮官の予想は悪い方に出た。後半20分、栃木の左サイドからのCK。遠いサイドへのボールに対し、囲が懸命に右手を伸ばしたが、触れられなかった。元日本代表の大黒に左足で合わされ、先制点を許した。百戦錬磨のストライカーのJ2通算100ゴールだった。

 囲は「チャレンジしたけど、僕のミス。コーチングで未然に防げるところもあった」と反省した。失点直後からレオミネイロ、城後、枝村と攻撃的な選手を投入したが、決定機をつくることさえもできず、ゴールが遠かった。

 前半からボールは支配したが、荒れた芝生で思うようにパスが回せなかった。セットプレーが明暗を分け、ベテランに一瞬の隙を突かれた。井原監督も「セットプレーも反省しないといけないし、彼が起点となったプレーを抑えきれなかった。あの年齢(38歳)でも走って、敵ながら素晴らしい選手とあらためて思った」と大黒をたたえるしかなかった。

 3連勝を狙ったが、下位の栃木に痛い敗戦。順位をプレーオフ圏外の7位に下げた。囲は「悪循環が90分続いていた感じがした。落ち込むのでなく、反省して次に向けてやっていく」。この敗戦を無駄にはしない。 (小畑大悟)

=2018/08/19付 西日本スポーツ=

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