ソフトB千賀が漫画デビュー 無名高校生が日本代表へ、45ページ読み切り「千賀物語」

西日本スポーツ

 センガがマンガに! 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(25)が「漫画デビュー」する。育成出身で初の開幕投手を務めた今季は、ここまでチームトップタイの9勝をマーク。無名の高校時代、育成ドラフト4位入団からはい上がって、いまや日本を代表する投手の一人となった右腕の半生が、25日発売の月刊誌「コミックゼノン」10月号で「千賀物語」(作・山田俊明)と題して45ページにわたって掲載される。

 甲子園を目指した愛知・蒲郡高3年の夏は、愛知大会3回戦で敗退した。無名だった当時から8年後。千賀は夏休みの少年らもドキドキさせるであろう漫画の「主人公」にまで成長した。「僕自身も漫画は大好きでよく読むし、最初聞いた時は『僕でいいの?』と驚きましたけど、正直うれしかった。ちょっと、かっこよく描きすぎですけどね」。照れ笑いを浮かべながらも、本人も発売を心待ちにしている。

 漫画化の理由について、同誌の渡辺慎之介統括編集長は「育成選手から開幕投手を務めるまでに至る過程は、弊誌が掲げる『敗れざる男の生きざま』であると感じました」と説明。創刊当初から「どん底からはい上がってきた男の姿」を読者に伝えることを一つのモットーとしているといい、無名の存在から日本代表、開幕投手に成長した右腕は、まさに格好の題材というわけだ。

 千賀は「子どもたちも読むだろうし、実際にも恥ずかしくない投球をしないと」と、今回の漫画化によってより気を引き締める。前回登板の17日のオリックス戦では、プロ入り初完封勝利をマーク。同誌が発売される前日の24日には、首位西武との本拠地3連戦の大事な初戦で先発を託される予定。育成出身のヒーローが、奇跡の逆転Vへの「主人公」にもなってみせる。 (倉成孝史)

 ◆月刊コミックゼノン 2010年10月に創刊された青年漫画誌。編集は株式会社コアミックス(東京都武蔵野市)。同社の関連会社ノース・スターズ・ピクチャーズ(同)が発行し、発売は徳間書店(東京都品川区)。創刊号から16年8月号まで「北斗の拳」をベースにしたギャグ漫画「DD北斗の拳」が掲載された。毎月25日発売。

=2018/08/21付 西日本スポーツ=

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