ソフトB松田宣 お得意さま十亀から先制V打&25号

西日本スポーツ

4回無死、左翼テラス席にソロを放った松田宣。投手は十亀(右) 拡大

4回無死、左翼テラス席にソロを放った松田宣。投手は十亀(右)

 ◆ソフトバンク5-1西武(25日・ヤフオクドーム)

 恐るべき好相性は健在だった。西武先発の十亀を格好の「カモ」にする松田宣が打の主役になった。

 初回、簡単に2死を取った十亀が、突如乱れてグラシアル、柳田にストレートの四球を与えて一、二塁。松田宣は「ここで打つか打たないかでは全然違う。集中した」との言葉通り、2球目の内角147キロの真っすぐを左前へ。先制の適時打となった。

 当然これだけでは終わらない。4回先頭での第2打席で、1ボール2ストライクから5球目の甘く入ったカーブを仕留めた。左翼テラス席への25号ソロでリードを2点に広げた。1球前のファウルでバットが折れ、川島が選んだ“代役”で放った一発。「追い込まれて、バットを短く持って食らいついていったのがよかった」。6回無死一、二塁では、十亀から四球を選んでチャンスを拡大。中村晃の犠飛を呼び込んだ。

 今季、十亀に対して14打数7安打の打率5割で5本塁打8打点。通算でも42打数26安打の打率6割1分9厘、9本塁打だ。「いい投手なのでしっかり打ち返そうと意識している。これからも対戦があれば打ちたい」と笑った。

 8月はチームの上昇気流に合わせるようにバットも好調。月間打率は4割を超えるが「(24日までの)2試合で打ってなかったので、ちょっとまずいな、と思っていた」という。それでもしっかりカモを料理。8回には増田からこの日2本目となる26号ソロを放ち、8月だけで4度目となる3安打猛打賞で、8連勝を呼び込んだ。工藤監督は「相性と言ってしまえば、それまでかもしれないけど…先取点と(4回に)もう1点欲しいところで、すぐ取ってくれたのは大きかった」と目尻を下げた。

 大逆転Vへ負けられない戦いが続く。「目の前の試合を全力で勝ちに行かないと先がない」。すぐ表情を引き締めた「熱男」がバットでチームをけん引する。 (長浜幸治)

=2018/08/26付 西日本スポーツ=