6冠池江に刺激、空手V2清水「自分もチャレンジ」 決勝で高難度の演武/アジア大会

西日本スポーツ

 ◆アジア大会 空手女子形決勝(25日・ジャカルタ)

 インドネシアのファンからも歓声が湧いた美しい形で、世界女王の清水希容(ミキハウス)が大会2連覇を達成した。最後は4月から練習に取り組み、決勝では使ったことがない「チバナ・クーサンクー」という難度の高い演武を披露。腰を低い位置に保ち、足腰に大きな負担がかかる中で力強さとスピードを発揮し、マカオの選手に5-0で完勝した。「決勝で使うには気持ちの準備も必要だし、自信になった」。連覇の喜びとともに、今後への手応えも得た。

 準決勝で、昨年の国際大会で1度敗れた劉慕裳(香港)に3-2で競り勝った。ここで宿敵を破ったことで、決勝は力の差のある相手との顔合わせとなり、10月の世界選手権や東京五輪を見据えた試みに取り組むことができた。一方で「後半失速してしまった」と課題も胸に刻む。

 2016年に東京五輪の追加競技として空手が採用され、アジア大会に向けての意気込みもこれまでとは違うものになっていた。「(ジャカルタに)来る前から(日本は)盛り上がっていたので、空手も知名度を上げるチャンスだと思っていた」。大会開幕後、特に刺激を受けたのが競泳陣のメダルラッシュ。日本勢初の6冠を達成した池江璃花子には「勢いがある。自分もチャレンジしていきたい」と感じた。

 2年後の東京五輪でも期待される空手の今大会金メダル第1号。「先頭を切って優勝できたので良かった」。“空手界の綾瀬はるか”と称され競技をけん引する女子形の第一人者は、さわやかな笑顔で喜びを口にした。(伊藤瀬里加)

=2018/08/26 西日本スポーツ=

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