トーレス本領!1G2A「完璧な試合」 鳥栖3発でG大阪を一蹴

西日本スポーツ

 J1サガン鳥栖はG大阪に3-0と快勝した。22日の天皇杯で来日初ゴールを決めたフェルナンドトーレスはリーグ戦で7試合連続スタメン出場。全3得点に絡む1得点、2アシストの活躍で、今季最多の観衆を魅了した。元日本代表の金崎夢生も移籍後初ゴールを決め、同じ降格圏にいるG大阪を突き放した。

■小野先制ゴール

 今季最多2万60人の観衆が「神の子」にくぎ付けになった。フェルナンドトーレスがリーグ戦初ゴールを含む2アシスト1ゴールの活躍。鳥栖が今季最多タイの3得点で残留を争うG大阪に快勝した。「アシストもゴールもできた。完璧な試合だった」。22日の天皇杯に続く2試合連続ゴールを決め、満足そうに試合を振り返った。

 冷静な状況判断で試合の流れを引き寄せた。前半もゴール前でパスを受けようとしたが、うまく合わずシュート0に終わった。後半は周囲を生かす役にまわった。後半3分には小野から受けたパスをゴール前で再び小野の前に落とし、先制ゴールにつなげた。さらに後半14分には金崎の移籍後初ゴールを演出。「1点目は普通のパスだったが、(金崎)ムウのアシストは彼の走りを見てパスを出した。いいゴールを決めた」と喜んだ。

 そして後半41分、スタジアムの興奮は最高潮に達した。右サイドの福田からの低いパスに飛び込み、ヘディングでリーグ戦初ゴール。「ゴールを決められてすごくうれしい」と素直に喜びを表した。天皇杯のゴールに続いてラストパスをくれた福田とゴール後抱き合って喜び、「アキトのアシストが良かった。アキトとプレーできて本当に良かったと思う。彼は攻撃でも守備でもとても大事なプレーヤー」と強い信頼感を強調。福田も「スペースを見つけるのがとてもうまい。フェルナンドも狙っているなと思ってパスを出した。疲れている時間帯にあそこで決められるのはすごい」と世界のトップスターのプレーに驚嘆した。

 マッシモ・フィッカデンティ監督は「フェルナンドも新しいリーグでプレーするのは大変なこと。時間がかかる」と、さらなる連係の深まりに自信を見せた。「トーレス効果」でチームのムードも上昇中。「今日の試合だけでなく最終戦まですべて大事な試合。今日のプレーを最後までやれば結果は出ると信じている」。「神の子」と呼ばれたサッカーの申し子が、ますますファンを魅了していく。 (前田泰子)

 小野裕二(1点目を決める)「サポーターの後押しもあって3-0という結果になった。こっちから仕掛けてボールを奪いに行って、カウンターがうまくはまった。ここから点を取って後ろを助けていきたい」

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■攻撃かみ合い手応え トーレスの「特徴分かってきた」

 鹿島から完全移籍した元日本代表の金崎が、移籍後7戦目で初ゴールを決めた。「自分が点を決めてチームが勝ったことが一番よかった」。後半14分に中央から右サイドのフェルナンドトーレスにパスを出し、リターンされたボールに即座に反応。正面から左足でシュートを決めた。フェルナンドトーレスとの攻撃がうまくかみ合い、つかんだ勝利に「彼の特徴をチーム全体として分かってきた部分もある。良い形でゴールが少しずつ出て、そういうシーンを増やせればいい」と手応えを口にした。

=2018/08/27付 西日本スポーツ=

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