海外V経験なしで快挙のメダル バド西本を救った桃田の言葉/アジア大会

西日本スポーツ

 ◆アジア大会 バドミントン男子シングルス準々決勝(26日・ジャカルタ)

 スタンドにはためく日の丸を見ながら、静かに快挙の喜びをかみしめた。男子シングルスで世界ランク10位の西本拳太(トナミ運輸)が、日本男子としてシングルス、ダブルスも含めた個人戦で48年ぶりのメダルを確定させた。準々決勝で同ランク5位の韓国選手をストレートで撃破。「最初からぶっ飛ばしていったのが良かった」と声を弾ませた。

 前日25日に世界選手権王者の桃田賢斗(NTT東日本)が敗れ、日本男子で唯一の勝ち残りとなった。30日に24歳の誕生日を迎える若手のホープだが、海外の主要大会の個人戦で優勝した経験はない。緊張感いっぱいだった試合前、桃田から「次の相手は格上。しっかりラリーをして、リラックスしてやれよ」と声を掛けられた。

 「気さくに声を掛けてくれて助かった。桃田さんには日本男子をいつも引っ張っていただいている。自分が結果を出せば、少しでも気を楽にしてもらえる」。立ち上がりから挑戦者として攻め続け、恐れずに放ったスマッシュが厳しいコースにことごとく決まった。

 27日の準決勝で対戦する相手は地元インドネシアの選手。団体戦の準決勝で敗れた相手だ。「メダルの実感はまだない。最後に満足のいく結果を得る」。日本男子初の金メダルへ、新星が駆け上がる。(末継智章)

=2018/08/27 西日本スポーツ=

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