重富G1初制覇 ダイヤモンドR 【飯塚】

西日本スポーツ

 飯塚オートの福岡ソフトバンクホークス杯G1「第61回ダイヤモンドレース」は最終日の27日、最終12Rで優勝戦(1着賞金300万円)があり、重富大輔(39)=飯塚=がトップSから逃げ切り勝ち。デビュー17年4カ月で悲願のG1初Vを決めた。通算では13度目のV。2着は丹村飛竜(33)=山陽=が入り、中村雅人(37)=川口=が3着。完全でグレード戦初制覇を狙った中尾貴志(28)=飯塚=は4着だった。5日間の総売上額は9億8543万円(目標10億円)だった。

■ヒーロー

 「長かったなぁ。地元で取れてうれしい。最高ですっ」。デビューから17年4カ月。これまでG2Vは一度あったが、何度となくG1の高い壁にはね返されてきた。それだけに感慨はひとしおだった。

 優勝戦は、後続が抜きづらい一本道の湿走路。まさに「これしかない」という理想の展開に持ち込んだ。準決と同様に、最後の大一番でもSは「抜群」の切れ味。先頭で1角を先取りすると、「滑らせないように」丁寧に周回を重ね、後続の追撃を許さなかった。

 もちろんエンジン面も「良かった」。調整を大幅に変えたことで「力強さが出た」と万全の状態で迎えられた。しかもタイヤの選択もばっちり。湿走路からわずかに乾き始め、「レース前にフロントを晴れの高いタイヤ」に換えたことも正解だった。

 レース後は、整備面などで指導を受ける“兄貴”久門徹への恩返しのVに、「兄貴の笑顔を見るのが一番うれしい」と何よりも喜んだ。今後はG1ウイナーとして恥じない走りが求められるが、「接近戦、白熱したレースを見せていきたい」と“みせる”走りをファンに誓っていた。 (三島)

 ◆重富大輔(しげとみ・だいすけ)1979年7月10日、福岡県生まれ。170センチ、59キロ、血液型O。27期生として2001年4月に選手登録。同期には荒尾聡、角南一如、前田淳らがいる。通算439勝、13V(G1=1V、G2=1V)。

=2018/08/28付 西日本スポーツ=

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