世界2位タカマツが得た収穫 リオ後の成長示し銀メダル/アジア大会

西日本新聞

【バドミントン女子ダブルス決勝】中国ペアに敗れたものの、観客の声援に笑顔の高橋礼華(右)・松友美佐紀組 拡大

【バドミントン女子ダブルス決勝】中国ペアに敗れたものの、観客の声援に笑顔の高橋礼華(右)・松友美佐紀組

 ◆アジア大会 バドミントン女子ダブルス決勝(27日・ジャカルタ)

 前回大会と同じ銀メダルでも輝き方は違った。高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が、世界ランク3位の中国ペアを相手に2ゲームとも20-22の大熱戦。リオデジャネイロ五輪に続くビッグタイトルは逃したが、高橋礼は「決勝にふさわしいプレーができた。4年前と比べて自分たちの力が出せた」と悔しさの中にある充実感を強調した。

 世界ランク1位の「フクヒロ」こと福島、広田組が26日にこの中国ペアに完敗。同2位の「タカマツ」は「あんなに強い中国を久しぶりに見た」と警戒して決勝に臨んだ。陳清晨の強打をしぶとく拾い、高橋礼の強打や松友のネットプレーで食らいついた。第1ゲームで20-17まで追い詰めたが「風が気になり、怖がって打ち込めなかった」と高橋礼。恐れず打ち続けた相手に5連続失点し、このゲームを失った場面が分岐点だった。

 2日の世界選手権3回戦で永原、松本組に敗れた。松友は「成長に必要なことをいろいろ気付けた」という。それを証明するように、今大会は強打へのレシーブが安定しコートの四隅を狙う戦術もさえた。

 全勝で優勝に貢献した団体戦に続き、この日のダブルス決勝も第2ゲームで18-20から一時は追いついた。高橋礼は「今までなら一気に負けたけど、我慢してつなげた。攻守とも成長している」と実感。五輪後、一度は目標を見失ったペアは、アジア大会で自信を取り戻した。(末継智章)

=2018/08/28 西日本新聞=

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