柔道佐藤V「五輪で金」へ生き残った 女子78キロ級代表争いは三つどもえ/アジア大会

西日本スポーツ

 ◆アジア大会 柔道女子78キロ級決勝(31日・ジャカルタ)

 東京五輪への執念が、佐藤瑠香(コマツ)を突き動かした。韓国選手との女子78キロ級決勝。「『絶対に勝ちたい。勝たなきゃ』と自分に言い聞かせて、行け行けという感じ」。開始3分24秒、支え釣り込み足で一本を奪った。

 あまりに集中して審判の声も聞こえなかったという。大会直前に右手親指を痛めながらも勝ち抜いての頂点に「ここで優勝しないと次はないと思った。ほっとしている」と笑った。

 4月の全日本選抜体重別は3位で世界選手権代表を逃した。失意の佐藤を奮い立たせたのが、所属するコマツの練習パートナーでもある70キロ級の大野陽子だった。「寝る時間も惜しんで練習していたし、自分のことも励ましてくれた」。28歳で世界選手権初代表となった先輩に刺激を受けた。

 福岡県中間市出身。小学1年で柔道を始めてすぐ「五輪で金メダル」を目標に掲げた。78キロ級は2015年世界女王の梅木真美(ALSOK)=大分県九重町出身、今年の世界選手権代表の浜田尚里(自衛隊)=鹿児島県霧島市出身=との三つどもえ。「絶対に負けることは許されない。また一から」。夢への闘いは続く。(伊藤瀬里加)

=2018/09/01 西日本スポーツ=

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