J2福岡、劇的連勝 レオミネイロ終了間際決めた

西日本スポーツ

 アビスパ、最後の最後で決めた! アビスパ福岡が大分トリニータとの九州ダービーを1-0で制した。2連勝で勝ち点52として、J1自動昇格圏の2位松本に勝ち点5差の4位に浮上した。途中出場のレオミネイロ(28)が後半ロスタイムに決勝ゴールを挙げた。大分は2連敗で7位に後退した。ロアッソ熊本は山形に1-2で敗れた。

 大歓声と悲鳴が交錯するスタジアムで福岡の救世主が誇らしげに両手を広げた。後半ロスタイム。途中出場のレオミネイロが決めた。ペナルティーエリア内の左側でパスを受けると中に切れ込んでシュート。ゴール右のネットが優しく揺れた。

 「ラストチャンスに集中してボールが蹴れた」。6月末に新加入したブラジル人FWはホーム連弾となる今季2得点目に胸を大きく張った。

 前節まで勝ち点2差で大分4位、福岡5位で迎えた九州ダービーだ。レベスタには大分サポーターも多数訪れて開幕戦以来の1万人超え。負けられるはずがない。序盤から激しくプレスをかけた。疲労が見えた後半に押し込まれるシーンが続いたが、体を張った守備とGK囲の好セーブもあり、得点を許さなかった。

 井原監督は後半21分にレオミネイロ、同28分に山瀬を次々に投入。その山瀬が敵陣からドリブルで持ち込み、レオミネイロに送ったパスが決勝点につながった。

 山瀬は4試合ぶりのベンチ入り。チームの一体感を大事にする主将の鈴木にとっても心強い存在だ。「出られない選手もいる中で功治さんはずっとぶれずにやってくれている」。劇弾を呼び込んだ36歳の元日本代表は「今以上に出られない時もあった。いつも通りに準備するだけだった」と淡々と口にし、「もっと楽に打てるパスが出せた。修正したい」と話した。

 大分には2015年4月以来、5試合ぶりの白星。難敵からの勝利は勢いを加速させる。次戦から松本、横浜FCとホームで上位チームとの対戦が続く。「いいスタートが切れた」と井原監督がうなずいた。7戦をこなす過密日程の9月を最高の形で滑り出した。 (向吉三郎)

=2018/09/02付 西日本スポーツ=

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