サクラセブンズは強かった まさかの相手変更、3時間遅延にもめげず初V/アジア大会

西日本スポーツ

 ◆アジア大会 ラグビー7人制女子決勝・日本7-5中国(1日・ジャカルタ)

 防戦一方の展開の中、体格で上回る中国の選手に何度も強烈なタックルを浴びせた。日本女子が前半に挙げた1トライ、1ゴールを守り抜き、初めてアジアの頂点に立った。「日本の成長を見せることができたし、底力が上がってきたと思う」。リオデジャネイロ五輪代表でチーム最年長30歳の主将、中村知春は胸を張った。

 トラブル続きの今大会に、ラグビー女子も巻き込まれた。準々決勝の組み合わせ決定方法が8月31日に急きょ変更。準決勝で強豪カザフスタンと対戦することになった中国が9月1日になって猛抗議した。結局、中国の主張が通って準決勝のカードは変更され、日本がカザフスタンとの対戦した。試合開始も当初の予定より約3時間遅れた。

 日本側は宿舎出発の直前に変更を知らされ、そのまま待機を強いられた。それでも「準備はしていた」と稲田仁監督が言うように、冷静に対処した。合宿中から突発的な事態を想定し、急きょ練習内容を変えるなど対応力を磨いてきた。待機中に予選リーグの映像を見返し、カザフスタンを再分析。26-12で撃破すると、4年前の決勝で敗れた中国にも競り勝った。

 「五輪に向けても、いろんなことを想定してタフに戦う力が必要。ここからまた強化していきたい」と稲田監督。厳しい大会を勝ちきった経験は、2年後に生きてくるはずだ。(伊藤瀬里加)

=2018/09/02 西日本スポーツ=

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