積極性が光るソフトB牧原/秋山幸二氏の目

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク12-0オリックス(8日・ヤフオクドーム)

 牧原の良さの一つが積極性だ。初球から打ちにいく打撃はもちろん、走塁にもそれが表れている。隙あらば次の塁を狙う姿勢に加え、判断が早い。外野手の送球と自分のスピードがしっかり計算できている。打撃についても自分のイメージができているからだろう、凡打も含め、内容がいい。今は1軍の実戦の中で自分のスタイルをつくりあげる真っ最中。全ての成功体験や経験がスタイルにつながる。今の形や意識、考え方を続けていくことだ。

 試合はいい勝ち方だった。大量点を奪うと、その後の攻撃が雑になりがちだが、4回に7点を取った後もソフトバンク打線は得点を重ねた。チームとして集中している証拠だ。ただ、そういうものも一つのミスで流れを失う。その怖さを知っておく必要がある。

 西武や日本ハムとの直接対決は自然と集中するからミスも起きにくい。心配なのは下位チームとの対戦。7日の試合でもミスが負けにつながった。目標のない相手は重圧がない分、乗せてしまうとやっかいだ。しっかり勝っていく上で、大事なのは相手のモチベーションを奪う先取点。好調な中軸の前、早い段階での1、2番の出塁が鍵を握る。 (西日本スポーツ評論家)

=2018/09/09付 西日本スポーツ=

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