J1鳥栖、金崎の同点ヘッドで暫定15位 4戦負けなし

西日本スポーツ

後半7分、ヘディングで同点ゴールを決める鳥栖・金崎(右)(撮影・伊東昌一郎) 拡大

後半7分、ヘディングで同点ゴールを決める鳥栖・金崎(右)(撮影・伊東昌一郎)

 ◆明治安田生命J1:第27節 柏1-1鳥栖(22日・三協F柏)

 サガン鳥栖は勝ち点で並ぶ柏に1-1で引き分けた。1点を追う後半7分に金崎夢生(29)が頭で決めて窮地を救った。勝ち点30として得失点差でJ2降格を逃れる暫定15位。最下位のV・ファーレン長崎は仙台に1-0で勝ち、2連勝を飾った。

 本音は勝ち点3が欲しかったに決まっている。それでも鳥栖が負けなかったのは事実だ。気温27・8度の微風。夏が戻ってきたような強い日差しが降り注ぐ中、消耗戦を耐え抜き、貴重な勝ち点1を手にした。「前半のリズムはよくなかったけれど、後半は100パーセント。いい試合になった」。マッシモ・フィッカデンティ監督はドローに対して肯定的だった。

 前半40分に失点。リーグ戦で3試合連続無失点中の堅守が破られた。嫌な流れを変えたのは金崎だ。後半7分。右CKからのクロスに反応した。ファーサイドでフリーになっていた背番号44は頭でたたき込んだ。「自分のゴールはどうでもいい。チームの結果に納得がいかない」。試合後は多くを語らなかったが、自身3試合ぶりのゴールには大きな意味がある。

 今季の鳥栖はホームで6勝3分け5敗と勝ち越している一方、アウェーではこの日の柏戦を含めて1勝6分け6敗と大苦戦。しかもオウンゴールでの得点を除いて、鳥栖の選手が決めたゴールとなると4月7日のC大阪戦(1-2で敗戦)の趙東建までさかのぼる。

 「自分たちはもっとできると思っている」。熾烈(しれつ)な残留争いに身を置きながらも、しぶとく4試合連続で負けなし。体を張った攻守でチームを鼓舞し、ピッチを離れれば物静かな29歳が鳥栖をけん引している。 (西口憲一)

=2018/09/23付 西日本スポーツ=

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