西武、劇的10連勝でM5 秋山、プロ8年目で初の逆転満弾

西日本スポーツ

 ◆楽天3-4西武(25日・楽天生命パーク宮城)

 土壇場でドラマチックな一撃が飛び出した。2点を追う9回1死満塁。秋山の放物線は左中間席へ消えた。「最高の形で回ってきたので思い切っていった。初めて(の満塁弾)がこういう状況で出てよかった」。森原の直球を見事に仕留めた22号の逆転満塁弾だ。

 プロ8年目で自身初となるグランドスラム。ベンチに戻ると、手荒い祝福に満面の笑みで応えた。「犠飛では追いつかない場面。タイミングを取って、強いボールを前に飛ばせた」。今季は満塁で11打数5安打の15打点。打順は1番ながら、勝負強さが際立つ。

 7、8月は月間打率2割台と苦しんだが、9月は同3割2分5厘。シーズン200安打まであと17安打で、残り9試合に3年ぶり2度目の大台到達の可能性を残すが、個人の数字への意識は消した。「今はそういう時期になった」。10年ぶりの優勝だけを見据える。

 2位ソフトバンクが7連勝で追いすがる中、自力で優勝マジックを「5」に減らした。27日からは宿命のライバルを本拠地メットライフドームで迎え撃つ。辻監督は「連勝同士の対決だからね。そういう意味でも(楽天戦に)勝てたのは大きい」とうなずいた。

 ソフトバンクには昨季まで7年連続で負け越したが、今季は現在11勝10敗。15日からの3連戦は3連勝した。「目の前の試合を一つずつ勝つ。集中力を持ってやることが大事」。秋山は力を込めた。舞台は整った。今度も3連戦3連勝すれば、本拠地で辻監督が宙に舞う。 (松田達也)

=2018/09/26付 西日本スポーツ=

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