ソフトB千賀、鬼門メットで2発に沈む CSリベンジ誓う

西日本スポーツ

 ◆西武5-3ソフトバンク(28日・メットライフドーム)

 鬼門のメットライフドームで2発に沈んだ。千賀が両手を膝につきうなだれた。同点の6回2死一塁。中村に浮いたフォークを捉えられた打球は、中堅左で弾む決勝2ランとなった。初回に一発を浴びたが追い付いてもらい、5イニングぶりに浴びた安打が再び本塁打。この回を投直で終えてベンチに引き揚げる時、珍しく手にしたボールを地面にたたきつけた。

 7回途中5失点で降板し、今季このマウンドで3敗目を喫した右腕は試合後、混乱ぶりを口にした。「ここまで迷子が続いて、どうしたらいいかと思う…」

 プロ入り以来11戦未勝利となった鬼門で、初回からつかまった。1死一塁から浅村に四球を与えた直後。山川に1ボールからスライダーをフルスイングされ、左越えの3ランで先制された。

 「よーいドンで(本塁打を)打たれて、中盤の我慢しないといけないところで、また(本塁打を)打たれた」

 15日の対戦でも初回に3点を失い、5回に浅村、山川に連続アーチを浴び5回途中7失点。7月31日も球団ワーストタイの1試合5被弾でKOされた。今季打たれた20本塁打のうち、半数に迫る9本がメットライフドームでのものだ。

 2回以降は、最速153キロの直球と、フォークとともにスライダーを多投。5回まで安打を許さず、11奪三振で自己最多のシーズン6度目の2桁三振も記録した。許したのは3安打。それでも2本のアーチによって、7敗目を喫した。

 首脳陣はこの西武3連戦を、逆転Vを実現するためのラストチャンスと踏んだ。2016年9月以来となる中5日でマウンドに送り出されたが、返り討ちにあった。「同じことを繰り返してしまっている。プロとして、同じ相手に何度もやられてはいけない」。能力の高さを認めるからこそ、倉野投手統括コーチは手厳しかった。

 西武の優勝マジックはついに「1」。逆転Vは絶望的となったが、クライマックスシリーズでも再び相まみえる可能性もある。「また、がんばります」。再戦を信じる背番号41は、トーンを抑えた声でリベンジを誓った。 (鎌田真一郎)

=2018/09/29付 西日本スポーツ=

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