本多、大隣、長谷川勇…1984年生まれの縁/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

引退会見で長谷川勇(左)と握手を交わし、涙をこらえきれない本多 拡大

引退会見で長谷川勇(左)と握手を交わし、涙をこらえきれない本多

試合後、ロッテとソフトバンクの両軍選手から胴上げされ、宙を舞う大隣(55)

 本多と大隣。この日の主役2人が、ともに1984年11月19日生まれということは偶然だったのだろうか。

 午前中に引退会見した背番号46と、ロッテ首脳陣の粋な計らいで古巣相手に現役ラスト登板となった左腕。1人限りの登板の相手は本多が適任だろうと思ったが、6日のホーム最終戦が引退試合に決まったこともあり実現しなかった。

 次に浮かんだのは、大隣と同期入団の長谷川勇だ。同い年の本多の引退会見には、ユニホーム姿で花束を手渡した。1年遅れで入り、ナイター後に西戸崎の寮に帰ってくる本多に「プロ野球選手らしい生活をしていて嫉妬、ジェラシーがあった」と振り返った。

 同世代が去っていく現実に、涙をこらえられなかった。「カンキワ(感極まる)です」と。だが、CSを見据えこの日、出場登録を抹消された。打席に立つことこそなかったが、2人ともベンチの外から大隣の投球をしっかり目に焼き付けた。 (鎌田真一郎)

=2018/10/04付 西日本スポーツ=

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