さようならロッテ大隣、古巣で引退登板

西日本スポーツ

1回、引退登板で先発した大隣 拡大

1回、引退登板で先発した大隣

7回の攻撃前、スタンドにはホークス時代の大隣のユニホームやメッセージ、タオルを掲げるファンの姿も

 今季限りで現役を引退するロッテ大隣憲司投手(33)が3日、古巣ソフトバンク戦で引退登板を行った。先発し、打者1人限定で1番の上林と対戦。右前打を許したが、両チームのファンから大きな拍手を浴び、12年間の現役生活に幕を下ろした。

 喜びも悔しさも味わった大好きなマウンドで、最後は白い歯をこぼした。ヤフオクドームでの登板はソフトバンク時代の昨年5月以来。上林を打席に迎えると、初球に投じた137キロストレートは外角へのボール球となった。そして2球目。同じく137キロの直球は、右前へきれいにはじき返された。その打球に一度は苦笑いを浮かべると、涙はなくすっきりとした表情を浮かべた。

 「現役が終わるんだという気持ちでいっぱいなのと、気持ちよく打たれたのですっきりしているというか、そういった感じです」。登板後は工藤監督、井口監督それぞれから花束を受け取ると、両チームのファンから大きな「大隣コール」を浴びた。「球場全体が応援してくれている感じがして、最後ヤフオクで終われてよかった」。2014年には黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術から復帰し日本一への原動力となった不屈の左腕が、笑顔でユニホームを脱いだ。

=2018/10/04付 西日本スポーツ=

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