井上-園田 利根の流れに乗った 九州王国再興へ

西日本スポーツ

2Rを走り終え、出走選手控え室に戻ってVTRを確認する井上昌己(手前)と園田匠(左)、利根正明(奥) 拡大

2Rを走り終え、出走選手控え室に戻ってVTRを確認する井上昌己(手前)と園田匠(左)、利根正明(奥)

 2Rで九州勢のトップを切って走った3人が好連係を決めた。利根正明-井上昌己-園田匠が赤板前に逃げを打って主導権。終BSでは井上が番手から出て白星発進。園田も2着で2予Aへと進んだ。

 利根は9着に終わったが、「自分も残れれば良かったが、後ろの2人がワンツーだったのが何より」。大河・利根川のほとりに立つ前橋ドームで、九州勢を流れに乗せて、ホッとした表情だ。井上も「すごくいい先行だった」と褒めた。ただ、1着発進にも自身のセッティングはしっくりせず、「もう少し、いじります」と、レース後は愛車の調整にいそしんだ。園田も「前のおかげ。調子はいいし、日ごとにもっと上がってくる。親王牌は相性がいいし、これで流れが向いた」と第24回大会Vに続く大活躍を予感させた。

 9Rでは山崎賢人が人気に応える勝利を挙げた。Sけん制が入り、1周以上を自力で追い上げた。「遠いなあ、きついなあと思いながら追いかけました。前に着いてからもきつかった」と勝負に入る前に脚を使ったが、やはりこの新星はモノが違う。「ダメだろうと思って仕掛けが遅れたが、踏み出すと軽かった。走りやすかった」と、その影響を感じさせない捲りで難なく1着。マークして3着に入り2予Bに進んだ大塚健一郎に「あんなに強いとは思わなかった」と言わしめた。ただ、バンクでの勝利者インタビューでは「きつかったので」とユーモアあふれるトークは披露せず。2日目以降に持ち越しとなった。

 11R特選では山田英明-荒井崇博の佐賀コンビが出走したが、8番手から仕掛け不発。ともに2予Bから準決進出を狙う。

 最終12R、中川誠一郎が6度目の理事長杯出走で初めて5着に入り、2日目は準決フリーパスのローズカップに初出走する。「やっと行けました」と、あご先から汗をボトボトこぼしながらも笑顔。「状態は問題ない」と言いながらも「カントに合ったコーナーワークができずに浮いてしまった。そこだけは修正しないと」。2度目のG1タイトル奪取へ、課題も忘れなかった。

=2018/10/06付 西日本スポーツ=

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