J2大分首位陥落 片野坂監督「甘さと隙」町田に逆転負け

西日本スポーツ

 ◆明治安田生命J2:第37節 町田3-2大分(14日・町田)

 前節首位の大分トリニータは、同3位町田との上位対決に2-3で逆転負けし、2位に後退した。小手川宏基(29)の1ゴール1アシストの活躍があったが、計3失点。2試合の未消化がある町田が3位にとどまり、13日に勝ったアビスパ福岡が4位。前節21位のロアッソ熊本は、同22位の讃岐に0-1で競り負け、最下位の22位になった。

 破竹の5連勝を飾っていた大分の勢いが、ついに止まった。シーソーゲームの末、町田に逆転負け。片野坂監督は「上位対決ということで見応えあるゲームだったかもしれないけど、町田さんの粘り強い戦いに対して、うちには甘さがあり、隙がある」と振り返った。

 リーグトップの総得点を挙げる攻撃力が前半は威力を発揮した。1点を追う前半26分、小手川が後方からのロングパスに反応。守備ラインの裏に抜け、GKをかわして押し込んだ。2得点をマークした前節京都戦に続くゴールで波に乗り、同32分には、小手川のクロスから馬場主将が勝ち越し弾を沈めた。

 だが、前半終了間際に追いつかれると、「相手があまり前から来なかったのでスペースが空かなくなった」と小手川が振り返る後半は防戦一方。後半18分、相手スローインから決勝点を献上。同24分にはチーム得点王の藤本と三平を同時投入したが、及ばなかった。

 前半終了間際の2失点目も起点はスローイン。CKから許した先制点も含め、全失点にセットプレーが絡み、「もったいない。体を張って粘り強くやるしかない」と片野坂監督は悔しがった。

 首位から陥落。自動昇格圏の2位ながら、7位東京Vまで勝ち点3差の大混戦だ。「(重圧を)乗り越えたチームが上に行く。自分たちで(昇格を)手にできる位置にいる。同じことを繰り返さないことが大事」。馬場がチームの総意を代弁した。 (伊藤瀬里加)

=2018/10/15付 西日本スポーツ=

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