引退タカ本多のCS観戦記【第3戦】戦友たちへ 明石と川島、松田宣の姿に思うこと

西日本スポーツ

 今季限りで現役引退する本多雄一内野手(33)が西日本スポーツに観戦記を寄せた。突破を決めた第3戦は、同じ内野で競争関係にあった戦友たちへ向ける視線を語る。

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 初回の(明石)健志の一発は本当に思い切りが良く、そこで一発で仕留める彼らしい打席だったと思います。失策の直後で挽回の思いもあったでしょうが、彼は何事も割り切っている感じで、たとえ控えに回っても結果を出せる。それがうらやましくもありました。

 彼は天才。初めて見た時の足の速さは今でも印象的です。高い身体能力をそのまま表現できる選手。だから僕はスタートや加速を磨かねばと思った。僕を成長させてくれた選手です。

 その健志への代打で5回に安打を打ち、出塁した(川島)慶三さんを見ていました。いろいろ考えてプレーしている選手。グラシアルの三遊間へのゴロで、普通のランナーなら二塁封殺になるところをセーフにしたのは、リードをとった後、さらに投手が投球動作に入ってからの第2リードがしっかりしているから。こういうことを、パッと出ていってよくできるな…と、いつも思っていました。

 そして松田(宣)さんの一発も本当にうれしかった。1歳上ですけど同期。1年目の春キャンプの特守で泥だらけになって、ロッカーに戻って二人して無言で倒れ込んだことも、鮮明に思い出されます。意外性の男と言われますけど、実際は猛練習して、いろいろ考えてやってきた人です。

 松田さん、一発も出て心配なさそうですね。投手への声掛けも積極的になっていましたが、ファイナルステージでは苦しい展開のときこそお願いします。僕の声は託したつもりでいます。 (ソフトバンク内野手)

=2018/10/16付 西日本スポーツ=

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