明豊の若杉8回を3安打 1年エース左腕 秋季高校野球九州大会4強決定

西日本スポーツ

◆秋季高校野球九州大会:準々決勝 明豊10―1長崎商(22日・熊本県営八代)

 ポーカーフェースを崩さなかった。明豊の左腕若杉晟汰(1年)が8回を被安打3、7奪三振で完投。「いいコースを攻められた」。今宮(ソフトバンク)を擁した2009年以来の選抜大会に大きく近づき、わずかに口元を緩ませた。

 明豊中3年の昨夏、クラブチームも参加した全日本少年軟式大会で8強。高校ではこの九州大会から背番号1を背負う。先発しながら5回途中3失点で降板した初戦の鹿屋中央(鹿児島)戦では外角中心。今回は意識して内角に集めた。「初戦は気持ちで逃げていた。持ち味でもあるインコースで攻めて、気持ちよく投げられた」

 カーブ、スライダー、チェンジアップの変化球を織り交ぜながら要所を抑え、自己最速の136キロもマーク。5回まで二塁も踏ませず、16安打の打線の援護も受けた。川崎絢平監督は「若杉が丁寧に投げて安定したことで攻撃も力を出せた」と目を細める。

 今夏は大分大会準決勝で柳ケ浦に敗れた。「甲子園に一歩近づいたが、神宮を狙いたい」。若杉は07年秋以来11年ぶりの九州大会制覇を見据えた。 (広田亜貴子)

=2018/10/23付 西日本スポーツ=

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