“九州のゴジラ”25日運命のドラフト会議 折尾愛真の松井、高校通算40本塁打

西日本スポーツ

通算本塁打40本のスラッガーで8球団が注目する折尾愛真の松井 拡大

通算本塁打40本のスラッガーで8球団が注目する折尾愛真の松井

 プロ野球ドラフト会議が25日、東京都内で行われる。九州・沖縄からも「プロの卵」の高校生がプロ志望届を提出した。今夏、主将として折尾愛真(福岡)を初めて甲子園に導いた松井義弥内野手(18)も志望届を提出。8球団が注目する通算本塁打40本のスラッガーが指名を待つ。その他、延岡学園(宮崎)の小幡竜平内野手(18)や、聖心ウルスラ学園(同)の戸郷翔征投手(18)ら甲子園で活躍した選手も運命のドラフトを待つ。

 夏までと変わらない丸刈り頭で毎日グラウンドに出て練習し、ドラフトの日を待っている。松井のプロへの思いは高校最後の夏が終わっても揺るがなかった。「夏の大会前から志望届を出すことを決めていたので」と迷わず提出した。

 191センチ、89キロと体格に恵まれ、パワーは抜群。高校生離れしたスイングスピードで高校通算40本塁打をたたき出した。体格に加えて左打者であることや、「松井」という名字から「ゴジラ」のニックネームまでついた。「体は大きいが動きがいい」とプロのスカウトも評価しており8球団の調査書が届いている。

 「自分の売りはバッティング。これからも長距離砲として活躍したい」と言う松井の憧れは、メジャーリーグ1年目で22本塁打をマークしたエンゼルスの大谷翔平だ。「大谷選手のように力を入れずに遠くに飛ばせる打者になりたい」と動画を見て、大谷の打撃を研究してきた。

 春先の練習試合で本塁打を量産した「ゴジラ」だが、夏の大会は1本にとどまった。「自分は調子に波がある。最後の夏は自分のパフォーマンスが全部出せず悔しい終わり方だった」と振り返る。心残りは甲子園で本塁打を打てなかったこと。「1本は打ちたかった」と甲子園のアーチがプロでの目標だ。

 同じ高校生の内野手としては大阪桐蔭の根尾昂が複数球団から1位指名される見通し。「根尾君は遠い上の存在。自分と並べて考えることはできない。でも、もし同じ世界に入ったら負けたくないという気持ちはある」。でっかい体には大きな可能性が詰まっている。「ゴジラ」が夢をかなえる日が近づいてきた。 (前田泰子)

 ◆松井義弥(まつい・よしや)2000年6月18日生まれ。福岡県田川市出身。金川小1年時に「香小エルテックス」で軟式野球を始める。金川中の軟式野球部では投手と捕手。折尾愛真高では1年春からベンチ入りし、夏は4番遊撃で出場。今夏は3番三塁で出場し、同校初の甲子園出場に貢献。1回戦で日大三(東京)に敗れた。191センチ、89キロ。右投げ左打ち。

=2018/10/24付 西日本スポーツ=

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